加美屋リゾート江の島
先日、妻と2人で午後休を取得して、藤沢に住んでいながら、江の島観光をしてきました。
と言うのも、その観光の目的は、先日江の島の島の中にオープンした古民家宿のニュースリリースを見て、どうしてもこのお宿に泊まってみたくて。
古民家というだけでもワクワクしますが、「オーシャンビュー」の上に海越しの「日の出」まで拝めるのだとか。
これは人気が出て予約出来なくなる前に何としても先に宿泊しておきたい!
ということで、一番の目的はこの宿に宿泊することでした。
ついでに大好きな江の島を観光しよう!ということで、午後休を取得してのんびりと宿を堪能してきました。
今日は読者の皆様にその素敵な宿をご紹介させて頂きます。
施設概要
- 施設名:加美屋リゾート江ノ島
- 住所:〒251-0036 神奈川県藤沢市江の島1丁目5−16 階段のふもとの白黒の家
- 提供形態:1棟貸し切りスタイル
- オープン:2021年12月14日
ホテルや旅館のようなスタッフ様が駐在する形式の施設ではなく、古民家1棟をまるまる自分達グループだけで貸切るタイプの宿です。
「江ノ島 ホテル」で検索すると、片瀬江の島駅周辺の島外のホテルがよく出てきますが、こちらのお宿は「島の中」にあります。島内の宿泊施設です。
2021年12月14日にオープンしたばかりで、大変綺麗なお宿であることはもちろん、木のぬくもり・香りを味わうことのできる素敵でおしゃれな宿でした。
場所は江の島の観光客向けのホテルや旅館などが在る賑やかな地域からは少し離れた、島内のローカルな場所に位置しています。
そのため、島人達がのんびりと暮らす静かな環境の中で、島人たちと同じ空気の中で1夜を過ごすことができる、ある意味ホテル以上の非日常的体験を味わえる宿となっています。
ホテルよりも旅館の雰囲気に近いですね。1棟貸し切りなのが旅館と異なるところといったところでしょうか。
詳細を以下に記載していきます。
宿までのアクセス
初めて江の島へ来る方には少し分かり難いかもしれませんので解説しますね。
まず江の島へ到着したら殆どの人は鳥居を抜けて仲見世商店街方面まっすぐいくと思いますが、鳥居をくぐらずに鳥居の手前で左折します。
細道を進んでいきます。
江の島には猫やたぬきがたくさんいます。私たちは宿へ向かう途中で計5匹くらいに出会いました。
前述の通り、宿にスタッフさんはいませんが、島の動物たちがお出迎えしてくれます。
しばらくまっすぐ進むと右手に「江ノ島一丁目5」の標識が見えてきます。
これが見えたら右折して階段を真っ直ぐ上っていきます。
階段をどんどん上っていきます。
途中ドン突きに出るのでそしたら左に曲がるとお宿に到着します。
宿に到着したら鍵を開けて入室します。
鍵の開け方が近代的
宿の鍵については、宿泊日当日、予め登録しているメールアドレス宛に暗証番号が送られてきますのでこの番号を使って開錠します。
暗証番号を入力すると、キーボックスが開いて中から鍵を取り出すことが出来ます。
この鍵を使って開錠します。
宿の内装はどうなっている?
いざ、中に入ってみましょう。旅行先の扉を開ける感じ。何度経験してもドキドキします。
下記、画像の連投ですみません。私が文字で説明するよりも写真を見て頂いた方がはるかにわかりやすいと思いますので。笑
いかがでしょうか。すごくおしゃれですよね。
なんていうんですかね、古民家に入った時の木造建築ならではのあの温かな香り。
どこか懐かしい匂いが建物内からはプンプンと飛んでいました。(表現変ですよね。笑)
古民家というよりも、内装は完全に日本的な旅館でした。外国人はこの施設大好きでしょうね~。
築100年超えの建物がこんなにも素敵なお宿に生まれ変わるなんて、本当にすごいことですよね。
窓を開けると海を眺められ、潮の香りが漂い、自分が島内にいるんだということを感じさせてくれます。
アメニティは?
ホテルや旅館に宿泊する時、アメニティの情報は必須ですよね。
荷物を軽くする意味でも事前に調べておくに越したことはないです。
公式ホームページにも書いてありますが、備え付けのアメニティは以下の通りです。
- 歯ブラシ
- タオル(バスタオル、ハンドタオルが人数分)
- シャンプー
- 化粧水
- 乳液
- ドライヤー
- ペットボトルのお水など
これらのものがついてきます。また、有料になりますが、カップラーメンも宿の中で販売していましたよ^^
宿のまわりはどうなっている?
ついでなので宿の周りを散策してみました。
実は宿のすぐ隣の階段は津波の時に避難する高台へ向かう階段になっているようです。
この階段をまっすぐ上ると江の島サムエルコッキング苑の方へ到着します。
意外と観光客の方が裏道としてこの階段を利用していることもあるようで。人混みが苦手な方にはオススメです。
そして、島にはやはり猫が多いです。
この猫は人懐っこくて、自分から寄ってきて足へスリスリしてきました。観光客からご飯を恵んでもらっているのかもしれないですね。笑
食事はどうすればいい?
施設の公式ホームページにも書いてありますが、島の中の飲食店は夜早くに閉まってしまいます。
なので、一息ついたらもう一度お出かけして、島の外に戻って食事をするのをおすすめします。
私は夜18時くらいに一度宿を出て、片瀬江ノ島駅付近の「イルキャンティ・ビーチェ江の島」というイタリアンレストランで食事をしました。
もしくは、食材を購入して、備え付けのキッチンを使って仲間や家族で料理を作るのも良いでしょう。
片瀬江ノ島駅の周辺にはスーパーもありますので食材をそろえることも出来ます。
宿のキッチンには食器や調理器具も備え付けなので、普段と同じように料理ができますよ。
この日は、宿の時間をゆっくり過ごした後は、島の外のレストランで食事を済ませて、また宿に帰ってきてすぐに眠りにつきました。
朝日がガッツリ入る!
前述の通り鎌倉方面の海を一望できるのですが、朝起きた時も楽しみが待っています。
こちらのお宿、朝日の入り方が本当にすごい!
東の方角を向いた窓からは陽がたっぷりと注ぎ込みます。
ここで年越しを迎えたらきれいに海から初日の出が眺められますね。私たちもこの日の出と同時に目が覚めました。
鳥の鳴き声やトンビの鳴き声も日の出と同時に早朝から聞こえてくるので、ここで暮らしたら日の出で起きることが習慣化しそうですね。笑
島の人達は早起きです。
ということで、目が覚めまして、日付は土曜日です。
この日は7時に起きて、朝8時から営業している海鮮料理を食べにいくことにしたのですが、意外なことに人が多くて驚きました。
殆どは観光客ではなく島の人達です。島の人達はすごく早起きなんですね。
商店街は店を開けるための準備で忙しそうな様子でした。土曜日だからこそ早起きなのかもしれないですね。
皆さん、観光客の方を迎えるために努力をしてくれているんだなぁと少し感慨深い気持ちになりました。
そして朝ごはんは宿から徒歩10分ほどで到着する「江ノ島小屋」で食べてきました。朝8時から営業してます。
こうした素敵なお店が徒歩圏内にあるのも、島に宿泊できることの魅力ですね。
まとめ
ということで、今日は江の島の古民家宿「加美屋リゾート」のご紹介でした。
泊まった感想を一言でまとめると「最高」でした。本当に一言ですみません。
江の島のホテルで泊まる人はいても、こんなに島の中の住宅地の中にまで入って宿泊を経験できる施設はそう多くないと思います。
宿もとてもきれいで、素敵で、温かみがありますので是非皆様も利用してみてください。
コメント