先日8月20日、我ら藤沢市民を驚かせた衝撃のニュースが走りました。
2025年の1月をもって、セブン&アイホールディングスが運営する「イトーヨーカドー藤沢店」が閉店するとのこと。これにはショックを受けた方も多いのではないでしょうか。
何を隠そうこの私もここのイトーヨーカドーはへビーユーザーです。まさかの発表に声が出るほど驚きました。
今日はこのイトーヨーカドーが閉店したあと、この跡地には何ができるのか?について分析していこうと思います。
全国で相次ぐヨーカドー閉店
セブン&アイホールディングスが運営するイトーヨーカドーですが、ここ2年で加速的に閉店する店舗が増加しています。
2024年9月現在全国に200以上の店舗を展開していますが、2026年6月までに33店舗を閉店することを発表していて、北海道・東北地方からは撤退することも公になっています。
お隣町の茅ヶ崎市の駅前のヨーカドーもこのタイミングで閉店ですよね。
感じ取っている人もたくさんいると思いますが、食品売場は新鮮な食材をもとめて常に多くの人が利用している印象がありますが、それ以外のフロアは超閑散としていて、空気からして「姿を消すのは時間の問題」という印象でした。
イトーヨーカドーの大量閉店は、2階以上のフロアがもうからないことや、立地戦略のミスが直接の原因などと言われていますが、企業文化や歴史を重んじる社風こそに問題があったと考えられています。
とはいえ、かく云う私も、食品売場を中心に非常によく使っていた店舗でしたので、藤沢店が閉店するのは正直寂しいですね。
イトーヨーカドー藤沢店を語ろう
跡地について語る前にイトーヨーカドー藤沢店について語りましょう。
店舗情報
- イトーヨーカドー藤沢店
- 〒251-0025 神奈川県藤沢市鵠沼石上1丁目10−1
- 営業時間:10時~21時
歴史
イトーヨーカドー藤沢店は、藤沢駅南口から徒歩圏にある総合デパートとして、なんとこの地に50年建っていました。
昭和49年の創設なので、ちょうどぴったり50年前に出来た建物だとわかりますね。
この地に暮らす近所のおじいさんから話を聞いたところ、昔は本当に繁盛していて、店舗が開くや否や通れなくなるほどの人だったそうです。
現在は?
この店舗は藤沢駅から徒歩5,6分の位置にあるので、藤沢駅周辺の買い物客からの立ち寄りも多数ありました。
また、この辺で車を運転しているとよくわかりますが「イトーヨーカドー前渋滞」という名物現象がありましたよね。
午後を過ぎるとイトーヨーカドーの前位から車が動けなくなるという地元人なら誰でも知ってる現象です。
しかし、繁盛しているのはB1Fの食品売場(スーパー)のみで、百貨店のほうには殆ど人の姿はありませんでした。
とまあ、イトーヨーカドー藤沢といえばこんな感じの店だったよね。ってのをまとめてみました。
跡地には何ができるの?
藤沢駅の駅近立地で、敷地面積も大規模だったこのヨーカドー藤沢店。跡地には一体なにができるのでしょうか?
これについては現在のところ公式に発表されていませんが有力な説を幾つか紹介していきます。
完全に筆者の独断と推測で書いていますので、過信はしないでくださいね。
①「ロピア」になる?
食品スーパーのロピアが出店するという事例です。
株式会社ロピアは、神奈川県藤沢市で精肉店「タカラヤ」として創業し、現在は神奈川県川崎市に本社を置く、食品スーパーマーケットチェーンです。関東地方を中心に、中部・近畿圏や福岡県、沖縄県など16都府県で展開し、台湾にも進出しています。「ロピア」の名前は「ロープライスユートピア」に由来し、低価格戦略で急速に店舗を拡大中です。モットーは「食生活♡♡ロピア」で、食品ディスカウントストアとしても知られています。
公式URL:https://lopia.jp/
WikipediaをChatGPTで要約
これが今の所一番有力とされています。なぜなら、他の店舗ではロピアが出店している事例が多数確認されているからです。
とこのように、いま日本で一番勢いに乗っていると言ってもいいスーパーマーケットのロピア様から救いの手が出ることに期待したいところです。
なにせ、ロピアは藤沢で創業した会社ですからね!我ら藤沢市民を放っておかないと信じたいですね。笑
ロピアは現金主義で、この時代にいまだに敢えてキャッシュレス決済を取り入れないスーパーということも有名です。
キャッシュレスをやると店舗側は3~5%くらいの手数料を支払わないといけないですから、その分を顧客に還元するということで、低価格が売りのスーパーです。
②マンションになる?
2024年8月現在、藤沢エリアだけでなく湘南エリア全体的に不動産バブルが来ています。
駅のどこを探してもマンションの広告だらけ。マンション開発をやってない時期は無いと言って良いくらい、どこを探してもマンションの建設が行われています。
私が2021年に買った住宅も、試しに査定に出してみたら買ったときより高い値段がついていました。
(まぁ、高く売れたとしても、引っ越し先の値段が上がっちゃってるんで、結局売ってもプラマイゼロなんですよね。※藤沢市からは出たくない)
そして、湘南エリアの駅近の大きな土地が空くとすぐにマンションが出来てしまいます。
イトーヨーカドー藤沢店の店舗面積は11,170㎡と言われています(by日本SC協会)ので、建物を壊してマンションになる確率は十分にありえるでしょう。
実際にイトーヨーカドーの跡地にマンションが出来た事例もあります。
藤沢のイトーヨーカドーは駅から近すぎず遠すぎずの絶妙な位置にあり、建物周辺も駅前ほどの繁華街の景色ではなくなりますので、住環境としてはかなり良い立地であることは間違いありません。
実際に昨今の湘南バブルから考えると、この立地にマンションが出来たら一瞬で完売でしょうね。
③ショッピングセンターになる?
藤沢駅は神奈川県内でもトップクラスに乗降客が多い駅です。神奈川No.6です。(スタディサプリ進路)どっかの情報では4位とも書かれていましたが、日吉や溝の口より多いとは思わないので、多分6位がリアルだと思います。
神奈川県南部湘南エリアの中ではぶっちぎり1位で乗降客が多い駅なので、この商圏を狙いにやってくるディベロッパーは多数いることでしょう。
居抜きで入る可能性も考えられますが、築50年と、建物自体がだいぶ老朽化が進んでいるので、新たに建て替えられる可能性も考えられますね。
ただ、昨今の小売業は駅前好立地で車がバンバン入ってこれるような場所しか狙わない印象なので、イトーヨーカドー藤沢店の規模ではSCが出来るにはちょっと小さいかな、とは個人的に思っています。
まとめ
ということで、過去の事例をもとに、跡地には何ができるかを予想してみました。
他にもイトーヨーカドーの跡地にはヤマダデンキが建ったり、ニトリが建ったりと専門店が1棟まるまる立ち上がるケースというのも確認されていますので、今後のニュースに目が離せません。
今回の記事では私のただの想像で記事を書いていますので、情報がアップデートされ次第にすぐに更新したいと思います。
それでは次回の記事でお会いしましょう!
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