藤沢市のごみ袋って高すぎじゃない？他の自治体のことも色々と調べてみた

埼玉県から移住をして約3年が経ちました。

藤沢市に引っ越してきて、まず初めに驚いたこと…それは、

ということでした。

それを知ったのは、引っ越しの手続きを終え、カギを受け取ったその日でしたね。

不動産仲介業者の担当の方が、藤沢市についていろいろと教えてくれました。

と。

お恥ずかしいことに、今まであまり注目してこなかった話題ということもあり、声を出して驚いてしまいました。

今日はそんな「藤沢市の家庭用ゴミ袋」について私なりに調べてみましたので、少しでもお役に立てれば幸いです。

藤沢市のごみ袋の値段・種類

まず、藤沢市のゴミ袋のお値段と種類です。

ピンクのゴミ袋の料金

袋の種類	10枚1セット価格	5枚1セット価格
ミニ袋（5リットル相当）	100円	取扱なし
小袋（10リットル相当）	200円	取扱なし
中袋（20リットル相当）	400円	取扱なし
大袋（40リットル相当）	取扱なし	400円

中袋（20リットル相当）で、400円ということはゴミ袋1枚40円！

これを知った時は結構驚きました。

　

ちなみに、このゴミ袋ですが、2022年7月よりデザインがリニューアルされました。

（従来品も同様に使用可能です。）

従来は袋を丸めたロール型で、一枚ずつちぎっていくような仕様でしたが、リニューアル後は、平置き型に形状を変更し、外装から一枚ずつ取り出すようになりました。

また、みんな大好き藤沢市のゆるきゃら「ふじキュン」のイラストが追加されました。

デザインは少しでもかわいい方が良いですよね。

環境に配慮されたゴミ袋

実はこのゴミ袋ですが、素材にもこだわって作られているそうです。

バイオマスプラスチック（サトウキビやトウモロコシを原料とした植物由来のプラスチック）を使用することで、温室効果ガスの削減、石油資源の節約を目指しているとのこと。

環境問題に取り組んでいることはとても素敵なことですね^^*

黄色のゴミ袋の製造は中止に

藤沢市のごみ袋ですが、ちょっと前までは黄色のゴミ袋があったのもご存知でしたか？

黄色のゴミ袋の料金

袋の種類	10枚1セット価格
ミニ袋（5リットル相当）	100円
小袋（10リットル相当）	200円
中袋（20リットル相当）	400円
大袋（40リットル相当）	800円

料金はピンクの方と全く同じですね。

実はこのゴミ専用袋（黄色）ですが、2022年（令和4年）3月末日をもって製造を中止となりました。

可燃ごみ専用袋（黄色）は、カラス対策用として使用されていました。

ですが、ゴミを出す際に

• きちんとゴミネットを使用している
• ポリバケツに入れている

などの、市民の皆様の美化意識の高まり・カラス除け対策をきちんと実行するようになったことにより、この専用袋は廃止となるようです。

すばらしいことですね。

なぜ藤沢市のごみ袋が高いのか？

このゴミ袋有料化は、2007年10月から開始されました。

目的は、なんといってもゴミの排出量を軽減させる為ですね。

ですが、ゴミ袋の有料化について反対の意見もあったようです。

例えば、もう少しコストを抑えられないのか？高すぎるのではないか、という意見です。

これに対し藤沢市は、このように回答しています。

手数料設定（指定収集袋の金額）については、収集・焼却・処理・処分に係る費用の約２５％を市民の皆様にご負担していただく制度です。
具体的には２０㍑相当の指定収集袋１袋分のごみ処理に156円要しておりますので、約２５％の４０円が手数料となっています。

引用元：藤沢市公式

したがって、ごみ袋の製造コストにより、指定収集袋の金額を決定しているものではなく、ごみ処理にかかる費用を市民みんなで負担しましょう、という制度のようです。なるほど。

日々大量のゴミを回収・処理して頂いていることを考えると、安いと考えても良いのかもしれません。

他の自治体はどうなのでしょう？

ゴミ袋が高いのって藤沢市だけなのでしょうか？

実は意外とそんなことないのです。他の自治体もみてみましょう。

①茅ヶ崎市

	5リットル	10リットル	20リットル	40リットル
1枚あたり	10円	20円	40円	80円
1セット（10枚）	100円	200円	400円	800円

茅ヶ崎市の料金は藤沢市と全く同じですね。

②鎌倉市

容量	5リットル相当	10リットル相当	20リットル相当	40リットル相当
1枚あたり	10円	20円	40円	80円
1セット（10枚）	100円	200円	400円	800円

鎌倉市のゴミ袋の料金も、藤沢市と全く同じです。

湘南エリアは自治体を問わずほぼ同じで料金を市民が支払っていることがわかりますね。

③大和市

容量	5リットル相当	10リットル相当	20リットル相当	30リットル相当	40リットル相当
1枚あたり	8円	16円	32円	48円	64円
1セット（10枚）	80円	160円	320円	480円	640円

大和市は他の市と比べると若干安価だということがわかりました。

なお、海老名市、逗子市、も藤沢市と同じ料金でした。

神奈川県の自治体において、藤沢市だけが特別高い訳ではないということが分かりました。

一方で、横浜市、川崎市、平塚市は指定ゴミ袋は存在せず、負担なくゴミ捨てが出来るということもわかりました。

羨ましい！

ゴミ袋・少しでも安く抑えるには？

我が家が使用しているのはピンクの共通袋です。

さまざまなスーパーや薬局で販売しているので、どこで買ったら一番お得なのか…と考えますよね。

なので私はポイントが付くところ、現金以外で支払いができるところで購入するようにしています。

最近、私がおすすめする購入方法は「サンドラッグ」での購入です。

というのも、「かながわPay」を使って購入できるからです。

かながわPayで買い物をすれば10%のポイント還元が受けられます。

おまけに「楽天ポイント」と「サンドラッグポイント」もたまるので、12%のポイント還元を受けながらゴミ袋を購入できるからです。笑

かながわPayのキャンペーンは期間限定ですので、今の内に少し多めに買っておくといいかもしれません。

（買い占めは絶対ダメですよ!）

最後に。ゴミ袋有料化の良いところ

有料化にすることで、メリットもあります。

今までは、なんでもかんでも丸めてポイッ！っと捨てるだけでしたが、有料になった今、そうはいきません。

• シュレッダーで粉々にする
• 手でちぎる
• ハサミで細かくする

など、様々な方法でゴミをとにかく小さくします。

• 紙袋
• おしぼり
• 木製スプーン,フォーク
• 包装紙

このような、店頭で貰えるが、最終的にゴミになるようなものは受け取らない、などの配慮を体が覚えるようになりました。

　

「一枚のゴミ袋でどのくらいもつか」＝「ゴミ袋の節約」です。

つまり、ゴミを少なくすることにも繋がりますね。

環境問題についてはまだまだ勉強不足ですが、まずは自分たちにできる身近なところから。

地球に優しい環境に少しでもしていけるように、私自身も取り組んでいけたらと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。