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【藤沢市】境川が氾濫するとどうなる?ハザードマップを照らし合わせて考察してみた。

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境川
この記事を書いた人
ゆき

・湘南藤沢 鵠沼エリア在住
・移住歴5年
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藤沢・鵠沼・片瀬エリアの河川による水害事情についてこの記事では記載しています。

その前に、この記事を書こうと思ったきっかけを以下に記しています。こちらは読み飛ばして頂いて問題ございません。

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この記事を書こうと思ったきっかけ

2021年 7月3日 午前5:30

停滞する梅雨前線の影響で静岡県全域・神奈川県南部に土砂災害洪水警報が発令されました。私もさすがに5:30でしたので眠っていたのですが、まさかの早朝に防災藤沢の放送が鳴るもんだから放送の音で起きてしまいました。それと同時に気味が悪い着信音と共にスマートフォンにも警報が鳴る。

藤沢市片瀬・村岡地区で避難警報発令。崖の付近に住んでいる人は直ちに避難してください。ハザードマップで指定された区域に避難してくださいと。

私が住んでいる鵠沼エリアには幸いなことに避難警報は発令されませんでしたが、いざこうした避難警報が発令されてしまうと、人間は案外その場で硬直してしまい、いざなにをすればいいか頭が真っ白になるんだなと感じました。

これをきっかけにやはり、自然災害とは日ごろから向き合って備えておき、いざという時のために直ぐに行動できるように準備推しておく必要があるなと強く痛感しました。それをきっかけに自分自身の備忘録も兼ねて、藤沢・片瀬・鵠沼エリアの防災・洪水関連についた記事を書いていこうと思います。

以下、藤沢駅近辺での水害対策情報を記事としてまとめています。

この記事が何か行動するきっかけになれば幸いです。

また、津波に関する水害関連の記事は下記のページにまとめていますので宜しければ参考にしてください。

藤沢駅周辺の気になる水害事情について調べてみた。
湘南の中心のまち藤沢は「海あり、山あり、川あり、都市あり、人あり」と様々な顔を持つ街ですよね。大変魅力的ではありますが、私も最初藤沢で暮らす前までは、藤沢の水の問題については結構心配していました。そこで今日は海に近い藤沢の水害事情についてお話していきます。湘南へ移住を考えている人には大変参考になる記事だと思いますので是非最後までご確認頂けると幸いでございます!

 

 

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藤沢・鵠沼・片瀬地域の代表河川「境川」

境川とは?

東京都および神奈川県を流れ相模湾に注ぐ二級河川。二級河川ということですので、管轄は神奈川県になります。最下流部から河口にかけては片瀬川(かたせがわ)とも呼ばれています。

上の地図をご覧いただくとわかる通り、藤沢駅のすぐ近くから江ノ島方面へ向かって流れる河川です。

今日はこの境川近辺に住んでいる方のために記事を書いております。

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境川が氾濫するとどうなる?

では実際に境川が氾濫した時、その被害の規模はどれくらいなのかをまとめていきます。

洪水想定区域

境川近辺を散歩していたときに目に入ったハザードマップの写真がありますので、そちらを載せておきます。

このマップ自体、令和3年3月に作成されたマップです。

境川の隣を毎日散歩していますが、気が付いたらいつの間にか立ってました。

このハザードマップが想定している雨量は次の通りに書かれています。

この区域図は、「想定しうる最大規模の降雨(流域における24時間総雨量632mm)」により境川水系の河川が氾濫した場合に浸水が総手される区域と推進を表示したものです。

つまり、観測史上初となるような物凄い量の雨が降って境川が氾濫してしまった時にどのあたりがどれくらい水浸しになるのか、を記載しています。

高いところでは、推進が5m以上に達するところもあるので、境川が本当に大洪水を起こしてしまったら、間違いなく命の危険にさらされます。

ハザードマップはこちらから詳細に確認することができますので、この地域にお住いの方は必ずご自分の地域が浸水想定区域に該当するかどうかをご確認ください。

 

 

もう少し地図を広範囲に広げるとこのような形になります。

藤沢駅以南で、境川寄りの地域に絞ってみてみると、境川よりも西側が浸水しやすいということがわかります。

境川の東側は片瀬山・新林公園など山なりの地形になっているので、境川が氾濫したとしても水はどんどん西の方へ流れると想定されています。

ですので、境川の近くで境川よりも西側へ住んでいる方は注意して情報を確認するようにしましょう。

画像参照元:プレディア鵠沼橘ローレルコート

実際この地域の断面図を表した画像が上記になるのですが、鵠沼東~鵠沼石上あたりは境川よりも低い位置に土地がありますので、このように西側が浸水しやすいという仕組みになっています。

避難場所はどうすればいい?

いざ自分の住んでいる地域が浸水地域に該当するとしたら、今度は避難場所を確認しておく必要があります。

もし高台に住んでいる友人宅や親戚宅があるのでしたら、まずはそこへ避難させてもらいましょう。

そうしたお知り合いが身近にいないとなれば、選択肢は市が指定する指定緊急避難場所一択になります。

市が指定する避難先一覧はこちらにリンクを貼っておきますので参照してください。

基本的には学校(大学含む)や市民センター、市民会館・その他公共の施設が対象になります。

洪水の場合でいうと、浸水区域に指定されている学校は避難所として機能しませんので、避難する際には、浸水区域に入っていない場所を選んで避難してください。

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情報はどこで確認すればいい?

いざ、避難の判断をするのに一番重要なのは「情報」ですよね。

藤沢市の公式ホームページでは下記の2つから河川の水位の上昇、土砂災害の情報を確認するように斡旋しています。

  1. 神奈川県雨量水位情報
  2. 神奈川県土砂災害情報ポータル
指定緊急避難場所(洪水・崖崩れ)について

こちらで情報は逐一更新されますので、確認するようにしてください。

 

また、ニュース速報・緊急速報などの素早い情報を入手する場合にはTwitterが非常に有効です。

私も緊急度の高い情報を入手するとき(地震や水害など)はTwitterをかなり活用します。

藤沢市公式のふじさわ防災ナビの公式ツイッターのアカウントリンクも載せておきます。

こちらのアカウントは実際に避難警報なども発令してくれますので、情報を素早く確認したいという場合には必ず役に立ってくれます。

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