今日は完全に管理人の独り言ブログです。
よかったらお付き合いください。
お盆休みに差し掛かり、夏も残すところわずかになりました。
とは言っても、カレンダー上の夏が終わるだけで、近年の長引く夏の残暑を考えると、私の中では9月も夏です。
2019年頃だったか、12月のディズニーランドで半袖で過ごしていた記憶があります。
今日はちょっと真面目な話。ゴミ問題。環境問題についてお話したいと思います。
江ノ島のゴミ問題について
こちらの写真は2021年8月10日に江ノ島弁天橋の下で撮影された写真です。
写真を撮影したのは、instagramにてビーチクリーンの活動を発信されている@warunori_555さんです。
この日は台風の次の日ということもあり、おそらくいつも以上にゴミが散乱された日だったと思います。
撮影地はこのあたりで、ここら辺は境川の河口付近ということもあり、ごみが流れ着きやすい場所なのでしょう。
warunoriさんはこの日ゴミ袋を17袋用意していて、投稿の中で「全部拾いきれなくてごめん」と悔しい心情を話していました。
以前に私のブログではこのような記事を書いています。
外の人から「江ノ島の海は汚い」と言われると僕も結構悔しいです。
ちょっと環境問題の話をしましょう。
このゴミ問題ですが、果たしてどうしてこんなにも大量のゴミが海へ辿り着くのでしょうか。
私は普段からポイ捨てはしないよ
と一言で片づけられる問題ではないのです。
海が大好きな自分自身ですら、意識せぬ内にゴミを海に捨てている可能性があるのです。
是非一度、次に話すことを意識して頂ければと思います。
海のゴミの殆どは川からやってきます
海岸の漂着ごみの70%~80%は川から運ばれてくると言われています。
では、どのようにして川へゴミが流れ着くかというと
- 人間によるポイ捨て
- 鳥がゴミ捨て場で食べ物と誤って運ぶ
- 台風や突風でゴミ捨て場のゴミが散る
大きくこのような形で川へたどり着きます。
- 河辺でバーベキューをしてたら、ゴミが風で飛ばされた
- 浜でサンドイッチを食べていたらトビに包み紙ごと持ってかれてしまった
なども当てはまります。
意識せぬうちに自分自身も加害者かも?
例えば、こんな感じでゴミ箱がパンパンになっていると、入りきらないからって、その近くに缶やらペットボトルを置いておく。
置いておけば回収業者さんがゴミを回収してくれるだろうと。
しかし、夜のうちに、それが風で飛ばされて、誰の手にも回収されず、川に辿り着いてしまう。
そんな理由でもゴミが川に流れ着いています。
普段ポイ捨てなんてしない人が大半だと思いますが、実は人間が意識していないうちに、ゴミが散ってしまっている可能性があるのです。
海を汚すと人間に返ってきます
海の生物の死骸から大量のプラスチックごみが出てきたなんて話をよく耳にします。
海でプラスチックを食べた魚を人間が食べることで食中毒を起こす可能性もあります。
魚の胃袋さえ取り除けば人間がプラスチックを食べることにはならないのでは?
という意見も聞こえてきそうですが、プラスチックを食べた魚の肉は、人間が食べても害が無いと言い切れるのか、というのがこの問題の本質です。
もしくは、将来的に魚が食べられなくなる時代が来てしまうかもしれません。
この記事では、そこまで深く環境問題について語ることはしませんが、この地球上、ゴミを自然に捨てると全て海に辿り着くということがこの記事での意見です。
私たち一人ひとりができること
ではどうすればこの問題を解決できるのか。
もちろん「ポイ捨てしない」だなんて、殆どの人は出来ていると思いますので、私生活の中にフォーカスします。
私は大きく次の3つだと思っています。
①普段の生活で極力プラスチックを減らす
とっても簡単なことです。
買い物をしたら、極力レジ袋はもらわない。エコバックを使う。
ペットボトルを買うのを控えて、マイボトルを持参する。
コンビニのプラフォーク,プラスプーンを控えて自分のものを使う
などの簡単な工夫からで良いと思います。
以下の記事ではプラスチックを減らす生活を徹底解説しています。
ここまでやるのはかなり至難ですが、まずは自分ができることからで良いと思います。
それでも、日々の生活からプラスチックは完全になくせないので、今度は捨てる時を意識します。
②ゴミ出しは「朝」に行う
藤沢市もそうですが、殆どの自治体では、ゴミの回収日、回収時間というのが決まっていると思います。
- 朝は時間がないから
- 朝になると忘れるから
という理由で前日の夜にゴミ出しをしてしまうこと、もしあれば明日からは朝出しましょう!
私が以前に住んでいたマンションでもよく観ました。
上述した通り、カラスや猫にゴミを荒らされてしまったり、そのゴミが風で飛ばされてしまう可能性があります。
③ゴミ拾いをする!
藤沢市では無慈悲のビーチクリーン隊があちこちで海に流れ着いたゴミを拾ってくれていますが、海に限らず川でも公園でも、ゴミは散乱しています。
そしてどの自治体でも大なり小なりそうした活動があります。
個人でも、団体でも、出てきたゴミを回収する手が増えれば、少なからずゴミは減らすことができます。
まとめ
このように日本中からゴミがなくなっても、
世界ではとんでもない量のゴミが毎日自然の中に捨てられています。
上記の写真はインドネシアのCitarum川で、ゴミで川の水が全く見えないほどです。
世界に目を向けると、「果たして自分のこの小さな努力に意味があるのか?」と思ってしまう時があります。
ですが、その意識が世界規模で広がれば一人一人の行動に意味が無いなんてことは無いと信じて、日々生きていきます。
日本人だって高度成長期には同じような時代があったと言われています。
過去はどうあれ、今自分にできることを意識できたらいいなと思っています。
完全に独り言の記事を失礼しました。
コメント
こんにちは
毎日 腰越の海に行き、途方にくれているものです。
台風一過、今週の東浜のゴミに涙が出ました。
どうしよう、、、
コメントいただきありがとうございます。海洋ゴミの問題は深刻ですよね。
私はゴミを0にすることはできないと思っています。
私達ができることをただやり続けるしかないと思っています。