私は藤沢駅南口付近に住むサラリーマンブロガーです。ほぼ在宅ワークで仕事しているので、1日のほとんどを藤沢南口周辺で暮らしています。
そんな藤沢駅南口は近い将来再開発が行われる予定で、以前にこちらの記事を書きました。
課題だらけの藤沢駅ですが、具体的にどのようなものが課題なのでしょうか。今日は藤沢駅南口が見直すべきポイントをいくつか紹介していきます。
1つ誤解しないで頂きたいのは、僕は藤沢の中でも藤沢駅が大好きです。
藤沢駅を愛しているからこそ、藤沢駅が変わるべき箇所を抽出して、この記事を読んだ人がもっと藤沢を好きになってくれればという思いで、この記事を書いています。
ですので、悪しからずご覧いただければうれしいです。
藤沢駅周辺は他所からどのように思われている?
藤沢駅についてツイッターエゴサーチをしてみるとこのような投稿が見当たります。
藤沢駅ってこんな治安悪かったっけ
— みお (@mio_mio_HM) August 26, 2021
ヘルプ先から駅まで5分歩くだけで水商売かなんかの勧誘ばっかなんだけど何なの、私の住んでる地域がお店もほぼない田舎だから余計に感じた😂
なんで藤沢駅周辺こんなに治安わるいの?
— こうまりあ (@mariaaikoh) July 1, 2021
これが #神奈川県 #藤沢駅 #藤沢市 の現実です😑
— WARUNORI🚯 (@warunori_55) May 29, 2021
ゴミは捨てないでね💙 pic.twitter.com/qWvQSuWjHm
コーラやお茶とかの空き缶が道に落ちてることについては「しょーがねえなあ」くらいにしか思わんのだけど缶チューハイの空き缶が落ちてると殺意が湧くのは俺だけ?
— YUKI@湘南ブログ (@Yuk1Shonan) May 22, 2021
藤沢駅のゴミはいくら拾ってもなくならん
このように「治安が悪い」とか「ゴミが多い」とかもう言われたい放題なのです。
ちょっと悲しいですね。ですが南口を利用している私からしても、これは事実だと思っています。
藤沢駅に対して治安が悪いと思ったことはないですが、ゴミの多さに関しては同意です。
なぜ「治安が悪い」と言われるのか?
上記のツイートにあるように、藤沢駅は他所の人からよく「治安が悪い」と思われていることが多いです。
客引きが行われているから、宗教の勧誘を受けることがあるから、など意見は様々ですが、それ以上に私は「駅周辺が汚いから」が最大の理由だと思います。
藤沢のお隣「辻堂」は不動産情報サイト「オウチーノ」で首都圏の人気駅ランキングで2年連続の第1位を記録しています。
同じ藤沢市なのに、たった1駅しか離れていないのに、この違いは何なのでしょうか?
それが駅周辺の綺麗さ・清潔さが影響していると考えています。
「割れ窓理論」で考える街の治安
心理学の有名な一説に「割れ窓理論」という考え方が存在します。
割れた窓を放置しておくと、他の窓が割られて犯罪に繋がる可能性が高くなる。
同じように、ポイ捨てゴミを放置しておくと、街全体でポイ捨てが増え、汚れていく。そして犯罪が増える。
しかし、ゴミの無い綺麗な街では人間はポイ捨てをしない。そして犯罪そのものが減っていく。
割れ窓理論
アメリカニューヨークでは、軽犯罪・重犯罪共に件数がアメリカで1番多かった都市でしたが、当時の市長「ルドルフ・ジュリアーニ」が割れ窓理論を応用した都市整備で治安維持を取り戻したという成功事例があります。
たかが空き缶の1つと思われてしまうかもしれませんが、人間の犯罪心理学において、ゴミ問題は非常に重要な要素なのです。
なので私は今回の藤沢駅南口再開発には物凄く期待をしていて、
駅が綺麗になる→ポイ捨てが減る→治安が良くなる、という好循環が完成するからです。
藤沢駅南口周辺の課題
藤沢駅周辺で改善すべき箇所について、写真をたくさん撮ってきたのでまずは見てください。ツッコミどころ満載です。
まずはJR藤沢駅南口から真っすぐペデストリアンデッキへ向かって歩いていくと正面にこのような銅像が現れます。
銅像が森と同化していて、最初どこに銅像がいるのかわからないって人もいるのではないでしょうか。
よくみるとこの銅像は泣いているように見えきますね。
かつては腰掛けて待ち合わせするスポットとしても使われていたようですが、今ではその面影はありません。
駅南口から江ノ電改札方面へ向かって歩いてみましょう。
側道側には雑草が生い茂る花壇。草木は伸び切って歩道側へ侵略しています。
もちろん、この辺りにも腰掛けて憩いの場として利用している人は1人もいません。(雨の次の日に撮影したというのもありますが)
ペデストリアンデッキの壁は、雨風や日光で劣化が進み、色落ちしてしまっています。
これだと、ちょっとお化け屋敷みたいになっていて怖いですよね。
ペデストリアンデッキの歩道は、欠けたタイルを無理やりコンクリートで埋めて平らにしたのがよくわかります。
コンクリートで埋めた後が残ってしまうくらいなら、最初から全部リカバリーが簡単な素材にしてしまった方がいいのかもしれないですね。
そして、ファミリー通りへ向かう階段の下にはモノで散乱しています。
これは藤沢駅南口に住んでいる人ならみんな知っていると思いますが、ここに暮らしている人がいるのです。
あまり多くは触れませんが、囲いがしっかりと区切られているので、「ここから先以上は汚しません」と言っているかのようです。
次は湘南ゲート側から地上に降りてみましょう。
階段、暗くて怖いですね。
ここは雨が降ると日光が当たらない関係で水はけが悪く、足元に注意して歩かないとツルンと滑ってしまいます。
滑ったら最後、階段に頭を打って下手したら死んでしまいます。
自販機は落書きされ、その隣には丁寧に空き缶が捨ててあります。
このあたりも水はけが悪く、黒ずみで街全体が汚れているように見えますね。
そのままファミリー通りを進んでいきます。
この辺りも、地面は無理やり欠けた部分をコンクリートで補ったことがよくわかります。
さらにこの周辺は駅から2~3分圏内ということもあり、建物開発も多いことから、ガス・水道工事の度に道路に穴を開けては戻してを繰り返しているので、違和感のある道路になってしまっています。
今度はドンキホーテのある大通り沿いを歩いてみましょう。
歩道と車道の間はツツジの木、花壇で境界が分かれていますが、木々の手入れは放置され、植物の長さはバラバラです。
植物は伸び切って、歩道まで侵略しています。
そのおかげでこの花壇の中には空き缶やコンビニゴミが大量に捨てられていて、日に日にゴミが増えていきます。
電柱は地中に埋められているため、道は広く感じるのですが、肝心な緑が放置されていては話になりません。
今は無きカラオケU-STYLEの近くでは空き缶やタバコのゴミが散乱しています。
藤沢駅南口の浮彫になる課題
はい、藤沢駅南口の課題となっている箇所を撮影してきました。いかがでしたでしょうか。
しかし、私はこんな藤沢駅を愛しています。
そして僕は藤沢が治安が悪いと思ったことは一度もありません。
藤沢・江ノ島の海にゴミを捨てて放置して帰っていくのは殆ど藤沢の人ではありませんので。
けど、ゴミが増えると、それがそのうち海へ流れ着いてしまうので、ゴミだけはどうにかしたいといつも思っています。
まずは道路や建物、創りや構造を今の建築レベルの基準のものに建て替えるか、直すかして、街全体がゴミポイ捨てが起きないような工夫がされてほしいなと思います。
そうすれば治安が悪いだなんていわせません。もっと素晴らしい藤沢駅になると思います。
コメント