湘南を代表する代名詞のひとつ烏帽子(えぼし)岩。
皆さんも1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
神奈川県茅ケ崎市のサザンビーチから1.3km沖合に存在する大きな(?)岩のことです。
茅ヶ崎市の公式ゆるきゃら「えぼし麻呂」もここにちなんでいます。
埼玉県民だった私も中学生の頃には名前だけは聞いたことありました。
今日はそのえぼし岩のアクセス・釣れる魚の話をしようと思います。
えぼし岩のマメ知識
茅ヶ崎サザンビーチから海を眺めると、ドドンと佇む大きな岩礁が存在します。
それがえぼし岩です。ちょっとしたマメ知識を共有しましょう。
えぼし岩の名前の由来
まず、名前の由来です。
これは想像が付く方も多いと思いますが、茅ヶ崎市の公式ホームページでは以下のように言及されています。
烏帽子とは昔、公家や武士、神官がかぶった帽子の一種で、烏帽子岩は外形が烏帽子に似ているのでこの名前がついたといわれています。
茅ヶ崎市公式
マンガ「ヒカルの碁」で登場する佐為(sai)が被っている帽子がまさにこれですね。
えぼし岩は昔と今とで姿が違う?
調べた一説によると、えぼし岩の岩の姿は、かつては今よりももっと「烏帽子」の姿をしていたそうです。
下記の写真は茅ヶ崎市が公式ホームページに掲載している1930年代の姿と現在の姿を比較したものです。
よくみると、昔は先端部分がもっと突出していたのがわかります。
しかし今は丸みを帯びて可愛らしい姿になっています。
これはえぼし岩が戦後米軍の射撃訓練の標的として使われ、先端部分が消失したためです。
その後、町のシンボルであるえぼし岩を守ろうと市民が声を上げ、現在の形が維持されているのです。
えぼし岩のアクセス
えぼし岩に上陸してみたい
と考えたことありませんか?
安心してください。私もあります。
1.3kmしか離れていないので、頑張れば泳いで上陸できそうですが、泳いで戻ってくることを考えるとなかなか勇気が出ません。笑
なので、サーフボードやSUPボードがあれば多分いけます。そういう話じゃないですよね。すみません。
船を使ってアクセスできないのか、調べてみました。
手段:釣り船でいける
サザンビーチからえぼし岩をよーく見つめてみると、たまに釣り人が上陸しているのがわかります。
おま、どうやってそこへ行ったんや!
と驚きを隠せません。まさか釣り具を担いで泳いでいったとも考えられません。
実は公式にここまで釣り人を運んでくれる船があるんです。
それがこちら、遊覧船「えぼし丸」です。
おはようございます。
— SPiCYSOL OFFiCiAL (@spicysol_jp) December 9, 2021
行ってきました。#SPiCYSOL #茅ヶ崎 #えぼし岩 pic.twitter.com/k1k2GdEHHY
私は釣りは完全な素人で詳しいことはわかりませんが、ここに来ると結構釣れるらしいです。
カツオ(ソーダカツオ?)、メジナ、イシガキダイ、カワハギなどが釣れるみたいです。
釣り人じゃなくても大丈夫!
このえぼし丸は釣り人の磯渡しを専門で立ち上がった船舶ですが、今は釣り人以外も船に乗せて航行しています。
神奈川県の観光情報サイトにも掲載されているくらいの船ですので、安心して乗船できます。
えぼし岩を周遊し、普段は見ることができない岩の裏側をみることができます。こんなに近くでえぼし岩が見られるなんてうらやましい。
乗船料は以下の通りです。
- 大人(中学生以上):1,500円
- 小学生:750円
- 小学生以下(3歳以下乗船不可):無料
詳しくはえぼし丸の公式ホームページから参照してください。予約も出来ますよ~。
まとめ
今日はえぼし岩の情報についてまとめてみました。
歴史を振り返ったうえでアクセスすると、観光がより楽しくなります。
是非この記事が船の中での雑談に使ってもらえるようになったら嬉しいです。
それではまた、次回の記事でお会いしましょう。
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