藤沢駅を朝利用したことがある方なら、誰でも一度は思ったことあるはずです。
藤沢駅の改札内は人の量が異常。
今日はこの藤沢駅の混雑問題をテーマに記事を書きたいと思います。
藤沢駅、狭すぎるって!
藤沢駅人多すぎ pic.twitter.com/TX8GTwEJoU
— 春風ありす (@the_1213) June 24, 2014
ふさわしい写真が見当たらなかったのでTwitterから引用してきましたが、割と電車の間隔が空いてしまうとすぐにこんな感じになります。
朝の通勤時間帯で、上り・下りが同時に到着すると、もうそこはカオスです。
さらに、藤沢駅は小田急線・江ノ島電鉄線が乗り入れしているのにもかかわらず、乗り換えの導線が非常に悪く、よく人とぶつかりそうになります。
なんで藤沢駅は混雑するの?

地元人の人達であれば周知の事実だと思いますが、たまたま朝仕事や学校の都合で藤沢駅に降りた人がきっと抱くであろうこの疑問。回答します。
1位 | 横浜駅 | 84万人 |
2位 | 川崎駅 | 42万 人 |
3位 | 武蔵小杉駅 | 26万 人 |
4位 | 藤沢駅 | 22万 人 |
5位 | 戸塚駅 | 22万 人 |
こちらは、神奈川県内のJR駅乗降客数をランキングにした表です。
なんと藤沢は神奈川県内で4番目に乗り降りの多い駅ということになります。(私鉄を含めるともう少し下がりますが)
にもかかわらず、
- 改札口は1か所のみ(乗り換え専用改札は除く)
- 改札に繋がる階段は2か所のみ
- 上り線下り線を同じホームに乗り入れ
という、とんでもないことをしているのです。笑
お隣辻堂も大船も改札は2つあるのに。
その中でも3が特に問題で、繰り返しますが、朝の通勤時間帯に上り列車と下り列車が同時に到着すると、マジですごいことになります。
1・2番線ホームはなぜ使われていないのか?

気になっている方も多いのではないでしょうか。
これは藤沢駅だけでなく湘南沿線の多くの駅に使われていないホームが存在します。
もちろん、地元の人はこの答えを知っています。
ここにはかつて「湘南ライナー」という特急列車が専用で停車する場所でした。
しかし、この湘南ライナーは2021年春に運行が終了。同時にこのホームの入り口は開かずの扉となりました。

そしてこれの後継として誕生したのが特急湘南。

この特急湘南がどういうわけか、なぜか一般の東海道線と同じホームに乗り入れするようになったのです。
なので、藤沢駅の1番線・2番線は完全に使われなくなりました。
いや、たまに使われている日があるのかもしれませんが、少なくとも私は直近では見たことありません。
ちなみに、以下の記事では特急湘南の乗り方や料金を解説しています。

藤沢駅の混雑はどうにかならないの?
これについては、藤沢市・藤沢駅共に同じ悩みを抱えています。
たぶん、将来的に改善されます。
というのも、藤沢駅は近い将来大きな再開発が行われる予定で、335億円の予算を投じて藤沢駅の駅舎についても大規模なリニューアルが行われる予定です。

この記事によると、改札の内側のコンコースを大規模に回収します。

また、現在シュークリーム屋さんや、みどりの窓口が入っているスペースが完全に撤去されて、駅内自由通路の幅員が大幅に広がる予定です。
完成イメージを見て頂くとよくわかると思います。


このような構想がありますので、藤沢駅のこれからが楽しみですね。
ついでに、知る人ぞ知る、藤沢駅の雨漏りはなくなるのでしょうか。あのバケツで雨を貯めてる感じ、可愛いですよね。笑
これらの情報は藤沢市の公式ホームページから引用しており、この中には1・2番線の将来的な利用については記載がされておりません。
なので、暫くはこのままなのか、別の使い道があるのかわはわかりませんが、どうにかもう少しホームの混雑を緩和させる策を打って欲しいですよね。
コメント
便利になるのは良いことですが
コンコースから富士山が見えなくなったら寂しいね