「都会から離れて、海の近くで暮らしたい」
そんな風に考えている方、気持ちはすごくわかります。
気が向いたらふらっと海へ散歩に出かけられて、波の音を聞いて帰ってくる。
そんな生活ができたら最高ですよね。
今日は湘南エリアで一人暮らしをしたいと考えている方へ向けて、おすすめのエリアや家賃相場など紹介していきたいと思います。
住む前に必ず知っておこう。湘南エリアの注意点
まずは湘南エリアで一人暮らしする前にいくつか知っておくべき情報をお伝えします。
つまり、移住するにおいてのデメリットとなる部分です。
読んでおいて損はしないので、是非最後までご確認ください。
湘南は家賃が高い
湘南の中心都市「藤沢駅」から東京駅までは約50kmもの距離があります。
ここまで離れているにもかかわらず家賃相場は割と高めです。
同じ距離東京から離れた埼玉や千葉の駅で検討すれば、湘南エリアよりも2万円くらい家賃を抑えられます。
これは湘南エリアが非常に「住む」において人気だからこその理由でもありますので受け入れざるをえないです。
道路が混む
前述の通り、湘南エリアは「住む」において人気で、多くの人々が生活しています。
加えて観光地としての機能も有しているため、土日になると多くの人が訪れます。
にもかかわらず道路は基本1車線、多くても最大2車線ですので、基本的に道路はいつも混雑しています。
海風を浴びながら湘南ドライブを毎日のように楽しみたいと思っても、ドラマや漫画のようにはいかないということを覚悟しておきましょう。
潮風との戦い
これは特に海に近い方達(海まで2km以内の距離かな。)に当てはまることですが、ご存知の通り、海の近くはあらゆる金属が一瞬で錆びます。
自転車のチェーン、車のボディ、エアコンの室外機、ベランダの鉄パイプや鉄手摺など。
放っておくとどんどん錆びていきます。
自転車は室内保管できる折り畳み式にするなどの対策を打つことができますが、それ以外はどうしても受け入れざるを得ないです。
洗濯物も夕方には取り込まないと潮でベタベタになってしまいます。
こうした潮風との戦いは必ず向き合う必要があります。
このように湘南エリアに住む際の注意点はありますが、それ以上にメリットもたくさんあります。
詳しくは以下の記事で説明していますのでよかったらこちらの記事も参考にしてみてください。
https://shonan-blog.net/shonan_merit/
おすすめエリアの評価ポイント
この記事ではおすすめエリアを次の視点で決めていきます。
- 海までの距離(最低自転車でいける)
- 都心へのアクセス性(通勤を考慮)
- 暮らしの利便性(近所にスーパーや病院があるか)
- 落ち着いた雰囲気(騒音等との向き合い)
この基準をベースに考察していきます。
- 都市部へ通う会社員の方なのか
- 湘南エリアへ通う会社員の方なのか
- 学生なのか
など、シチュエーションによって答えは様々に変わってくると思いますが、総合的な視点で考察していきたいと思います。
①茅ヶ崎駅
- 海までの距離 ★★★★☆
- 都心へのアクセス ★★★☆☆
- 暮らしの利便性 ★★★★☆
- 落ち着いた雰囲気 ★★★★★
東京駅まで通うにはなかなかしんどいですが、横浜や川崎くらいまでの通勤であれば何も問題なく通えます。
そして駅前はそれなりに栄えていて、一人暮らしには有難い飲食店も多数存在します。
体調を崩してしまった時にも、茅ヶ崎駅周辺には病院もたくさんありますし、何より海までは徒歩で15分〜20分くらいでいけます。
自転車があれば10分もせずにたどり着くことができます。
②逗子駅
- 海までの距離 ★★★★★
- 都心へのアクセス ★★★☆☆
- 暮らしの利便性 ★★★☆☆
- 落ち着いた雰囲気 ★★★★★
逗子は「湘南」という地域からは少し外れて、夏場のトップシーズンに海が混雑しても、利用客の客層もよく、落ち着いた雰囲気の街です。
逗子は横須賀線・湘南新宿ラインの始発駅としても使われていますので、都内まで通うのにも座っていくことができます。
また、京急「逗子・葉山駅」まで徒歩5分程度でアクセスできることからもアクセス性には割と優れた駅です。
そして意外と知られていませんが、社長、もしくは社長の家族が暮らしている、もしくは社長の別荘がある、なんてことも珍しくなく、実は経営者層が多く暮らしているエリアでもあります。
そのためか土地の価格は高く、人の質というのも優れていて、落ち着いた雰囲気のもと暮らすことができます。
③大船駅
- 海までの距離 ★★☆☆☆
- 都心へのアクセス ★★★★★
- 暮らしの利便性 ★★★★☆
- 落ち着いた雰囲気 ★★☆☆☆
大船駅の魅力は何よりも電車のアクセスの良さです。
- 湘南新宿ライン
- 東海道線
- 横須賀線
- 京浜東北線
- 湘南モノレール
が通っているので、人身事故などで電車が止まっても、ルートを変えればどこからでもアクセスができてしまいます。
住所は「鎌倉市」になりますが、鎌倉市の中で最も駅前が発達しているエリアです。
電車アクセスにおいてはまず困ることはありません。
ですが、大船は歩きや自転車で海までいくには中々にしんどいです。
地形は山なり。しかも高台側に位置しているので、海まで自転車で頑張って辿り着いても、海から帰ってくるのが一苦労です。
湘南モノレールの始発駅ですので、電車で江ノ島の方にアクセスするのは便利です。
④藤沢駅
- 海までの距離 ★★★☆☆
- 都心へのアクセス ★★★★☆
- 暮らしの利便性 ★★★★★
- 落ち着いた雰囲気 ★★☆☆☆
藤沢駅は駅前のガヤガヤした雰囲気に抵抗がなければ、おそらく今回あげた全駅の中で堂々の第1位だと僕は思っています。笑
海までは自転車で10分〜15分でアクセスできます。
電車は
- 東海道線
- 湘南新宿ライン
- 小田急線
- 江ノ島電鉄線
が乗り入れしていますので、新宿方面には2つの路線でアクセスできます。
小田急線の始発駅にもなっていますので、新宿まで通っている人は、座って通勤できるのも魅力です。
駅前には基本なんでも揃っていますので、買い物において困ることはありません。
ひとり暮らしにおいても、駅前には飲食店が無限にありますので、2年の月日があっても制覇できません。
駅周辺は賑やかですので、徒歩10分圏内では「落ち着いた雰囲気」とは少し遠いかもしれません。
以下の記事では藤沢駅周辺の魅力を紹介していますのでよかったらこちらも読んでみてください。
まとめ
以上が湘南エリアで一人暮らしするにおけるおすすめ駅です。
もちろん、もっともっとたくさん素晴らしい駅が湘南にはあります。
都市部へ通う方の「一人暮らし」で考えた時にどこだろう?と思った結果これらの4駅を紹介させて頂きました。
この記事が暮らしのきっかけになれば幸いです。
コメント