今日は湘南とは別のテーマで記事を書いていきたいと思います。テーマは「仕事」についてです。
新型コロナウイルスの影響もあって、テレワークで仕事をしている人、多いと思います。
今日はこのテレワークが転職組にとってはかなり精神的にきついという話をしていきたいと思います。
なお、関連記事として「テレワーク中実は何してる?」という記事も書いていますので、こちらも良ければ参考にしてください。
テレワークの普及率
正社員雇用の24.7%がテレワークで仕事をしているというデータが出ており、約4人に1人がテレワークで仕事をしている計算になります。
業界別でみてみると、IT・情報通信業系の業種が普及率では最も高く、業界の53%がテレワークへ移行しているというデータが出ております。(参考:Scan Net Secrutity)
また、コンプライアンス・法令遵守が必要な大企業ほどテレワークへの移行が顕著です。
多くの社員でオフィスには人が溢れ返りますので、リモートに移行しないとクラスターが発生したりと、大事になってしまうのですよね。
転職組が初日からテレワークは辛い
私は転職した初日からリモートで働いています。
東京まで通勤しなくて良いという意味ではとても助かっています。
入社後のオリエンテーション・メンバー紹介・その後の実務のレクチャーなども全てがリモートで進行していきました。
転職し半年が経過した今、完全フルリモートで転職組がうまく仕事をしていくのは結構しんどいということがわかってきました。
①人間関係・信頼関係を築くことが難しい
仕事を選ぶ場ではよく使われるフレーズがあります。
何をするかより、誰とするか?
面白法人カヤック(カヤック以外でも結構よく使われるフレーズです)
要するに、どれだけ楽しく好きな仕事でも、一緒に働く人次第で仕事の充実さが変わるということです。
別に今の仕事の人間関係が特別悪いという意味では無いのですが、リモートでしか話したこと無い同僚と距離を縮めるのは至難の技です。
特に私の会社では、社内のミーティングなども顔は映さず、音声だけで進行するので、人間関係を良い方向に持っていくことがとても難しいです。
②質問をすることが難しい
質問が難しいとは、質問がしにくいとかそういうわけではなく、基本的に文字で質問を行うために文章力が毎回求められるということです。
質問=相手の時間を奪うことにもなるので、なるべく1回の質問で質問の意図を理解してもらう必要があります。
つまり、1つの質問をするのに、ものすごく気力と時間を遣うことになります。
また、一言「YES」,「NO」を回答してもらうだけのような簡単な内容の質問でも、
相手からしてみると会話ではなく「業務」として捉えられるため、対面で質問するときよりもはるかに自分の愚かさを露呈することになります。笑
要領や仕事の進め方が理解できていないうちは、何度も何度も何度も何度もチャットで質問することになるので、質問する側のメンタルというのが結構しんどくなってきます。
③必要な無駄が存在しない
全力パフォーマンスで仕事ができる「時間」は人によると思いますが、せいぜい60分〜90分くらいが限界だと言われています。
では、人間どうやって1日に9時間も仕事をしているかというと、やはり適度な休憩・コミュニケーションを取りながら仕事をしているのですよね。
テレワークの場合、サボってると思われると信用を失うので、即レスで応答することを心掛けている方が多いと思います。
特に信用を作るまでが大変な転職組はその傾向が強いと思います。
職場に気の許せる仲間が存在しない状態で、真面目に100%の力で業務に取組み続けると、結構疲弊します。笑
気を休めることなく、誰とも話すことなく黙々と業務だけに取り組み続けていくと、精神的におかしくなってきます。
これが1日や1週間の単位なら全然問題ないのですが、気の許せる仲間がいない状態で半年間とか続くと、結構しんどいというのを実感しました。
同じ時期に転職してきた同僚に質問したことがありますが、やはり彼も同じ悩みを抱えていました。
転職組がフルリモートでも安定して働くために
とは言っても、転職してしまった以上、その会社でしばらくはやっていくしかない。
出来ることなら人間関係も上手に気持ちよく働いていたい。
そんな風に誰しもが思っていると思います。
私は主に次の方法で安定性を維持しています。
①適度に外に出る
精神的に辛くなる=心が病んでいるということになります。
「あれ?俺ちょっとしんどいかも」と思った時には割と症状が深刻な可能性があります。
なので、こ僕は適度に外に出て日光を浴びるようにしています。
朝、仕事を始める前に20分散歩をしています。
ちなみに以下の記事では湘南のおすすめ散歩コースなんかも紹介していますので、よかったら目を通してみてください。
その時なるべく少しでも日光が当たる道を選ぶようにしています。
ただ気分が晴れるから、というなんとなくの行動ではなくて、実はこれが医学的に効果があると言われているのです。
ヒトは日光を浴びることでセロトニンと呼ばれる神経伝達物質が分泌されます。
セロトニンは精神の安心・安定を作成し、脳を活発に働かせる鍵となる脳内物質です。
なのでまずは体を目覚めさせスッキリした気分を味わう意味でも、日光を浴びるようにした方が良いです。
参考文献は下記に載せています。
②頑張り過ぎない
これ、甘えだと思う必要ないです。むしろ、めちゃくちゃ大事です。
前職で活躍していた人こそ、新戦力として期待に応えようとして、頑張りすぎて病みます。
まさに私がそれです。笑
人間関係さえ構築できていれば、多少頑張りを認めて貰えるかもしれませんが、リモートワークで仕事しているのであれば、結果以外に何も見られていません。
まして、人間関係が出来上がっていない状態で頑張り過ぎて、その過程も評価されないどころか誰からも見られていない状態で働いているわけですので、頑張り過ぎは自分を追い込むことになります。
転職組にとって一番重要なことは、早く成果をあげることよりも、早く業務に慣れることです。
テレワークの環境で成果の上げ方がわからない状態で成果を出そうとすると、落ち込みます。
③ネガティブに考え過ぎない
中途で入社して、1ヶ月・2ヶ月とだんだんと業務を任せられるようになってくると、絶対ミスがおきます。
入社してきて早々、ミスを犯してしまうと罪悪感を感じますよね。
「この人何やってくれてんの?」
などとと思われているんじゃないか?とどんどん悪い方向に考えてしまうんですよね。
それもそのはず、だってリモートで仕事しているから、自分以外がどんな表情、どんな雰囲気で仕事しているかが一切分からないのだもの。
自分が犯したミスがメーリングリスト全体で共有され、他のメンバーから鼻で笑われているんじゃないか?と悪い妄想が働いてしまうのですよね。
でも大丈夫です。案外みんなミスしています。
というか、ミスをしない人なんて絶対いないです。
今仕事を教えてくれている目の前のマネージャーも、大なり小なりミスを繰り返してその地位にいるということを知りましょう。
そして、自分が犯したミスは1週間もすれば、ほとんどの人が覚えていないです。
僕がまさにそのタイプですが、クソ真面目で、人と円満に仕事を進めたいタイプの人がこういった自己嫌悪に襲われがちなのですが、ネガティヴ思考になりすぎる必要ないのです。
ミスは誰でも起こしますし、あなたのミスは案外誰もみていません。
というか他人のミスには当事者以外はほとんど興味がありません。
安心していいのです。
ミスをした時こそ外に出かけましょう。湘南がおすすめですよ。笑
湘南で美味しいハンバーガーなんて食べたら気分もよくなるかもしれません。
まとめ
今日は私自身の体験談をもとに、転職組がフルリモートで経験する辛さを執筆しました。
辛いと思うのは当たり前です。僕もめっちゃ辛かったです。
というか、今でもこの苦しみと戦いながら仕事しています。
ただ、忘れてはいけません。
- 仕事を失って路頭に迷っている人がいること。
- 働きたくても働けなくなった人がいること。
- 辛いのは自分だけではないということ。
環境を憎みたくなるのはとても理解できます。
しかし、今のその環境はとても幸せなことで、その苦しみはいつか絶対開放されます。
あとは適度に頑張って、適度に休む。その繰り返しでこの苦難を乗り越えていきましょう。
休みの日は思いっきり楽しみましょう。以上です!!
コメント
今年転職して半年、ずっと同じ悩みをかかえ、結構やばいなと思ってこの記事にたどりつきました。
少し気持ちが楽になりました!
ありがとうございます。
ありがとうございます。
辛いと思いますが、吹っ切れてしまえばいいと思います。
頑張ってください!