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湘南のサーフィン事情「前乗りが多い」問題についてどう思う?

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この記事を書いた人
ゆき

・湘南藤沢 鵠沼エリア在住
・移住歴5年
・湘南の情報を発信するブロガー
・本業は都内のIT企業に勤める営業職
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日本一混雑するサーフスポットとして有名な湘南。

サーフィン発祥の地と言われるこの海は、首都圏の多くのサーファーから愛されるサーフスポットです。

藤沢に住んで、藤沢(湘南海岸公園全域)でサーフィンをやって色々と思ったことがあるので、今日は湘南のサーフィン事情についてお話していきたいと思います。

なお、本記事はサーフィンの前乗りを肯定する意味では決して書いておらず、その事情を説明しているに過ぎないので、きちんとマナーは守ってサーフィンをやりましょう。

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そもそも「前乗り」とは何か?

サーフィンをやる上で、初心者でも上級者でも、絶対に守らなくてはならない世界共通のルールがあります。

One wave one man.

一つの波には一人だけ。

というルールです。

つまり、「1つの波に乗って良いのは1人だけですよ。2人以上は波に乗れませんよ。」という世界共通のルールです。

既に波に乗っているがいるのに、その人の前(Front)で波に乗るから「前乗り」と言われ、この「前乗り」がサーフィンではルール違反とされています。

余談ですが。最初にこのルールを知った時、前乗りよりも「後乗り」っていう名前の方がしっくりくると感じたのは僕だけではないはずです。(笑)

なぜ「前乗り」が禁止されているかというと、いくつかの理由があります。

前乗りが禁止な理由①-危ないから

1つの波に2人も3人も同時にのると危険です。

サーフィンは波に乗ったら、前ではなく、横に進んでいきます。

横に進んで楽しむはずの波に、他にも人が乗っていたら、そのうち接触してしまいますよね?

接触というか、「衝突」します。

サーフボードは硬い素材で作られているので、もしスピードに乗ったサーフボードが肌に直接当たったら、普通に大けがします。

前乗りが禁止な理由②-楽しめなくなるから

「危ない」という理由が第一ですが、それ以上に、一つの波に何人も人が乗ってしまうと、そもそもサーフィンが楽しくなくなります。

危ないので、その波に乗ることを避けますし、海の上が法律の無い無法地帯と化してしまいます。

サーフィンをみんなが「気持ちよく」「楽しむ」ために制定されている唯一のルールがこの

One wave one man.

のルールなわけですね。

前乗りのルールを詳しく解説した動画がYoutubeにUPされていますので、詳しく知りたいという方はこちらを参照してみてください。

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鵠沼海岸のサーフィン事情

ところがどっこい。

いざ藤沢市が誇る最大のサーフスポット鵠沼海岸へいってみると、衝撃です。

ちょ、サーファー多すぎ!

僕も人のことをとやかく言えるレベルでは全然ないのですが、前乗りはやってはいけない行為ということくらいは最低限わきまえているので、気持ちよくサーフィンをするためにも周りに気を遣って波に乗るのですが、、、

もう「オフィシャルなのかな?」と疑ってしまうくらい前乗りが起きる文化に驚きました。

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鵠沼の前乗り事情はある程度仕方がない

仕方がないなんて言い方をしてはいけませんが、先ほどの映像、12月31日の映像ですからね。

とにかく鵠沼海岸は人が多いんですよ。

自分にとって「良い波」は他の人にとっても「良い波」です。

全員が前乗りを守っていたら、一生波に乗れないくらい人が多いんです…。

なので最大限の気を遣いながら前乗りをしてしまう、というのはサーファー同士の暗黙の了解みたいな雰囲気になっています。

埼玉・東京・神奈川の人にとって、一番近い海水浴場は湘南になります。

日本で一番人口の多いこの首都圏エリアでサーフィンが好きな人、サーフィンに挑戦したい人が一斉に集まるわけですので。

鵠沼海岸のサーフショップでインストラクターをやっている友人とも話しましたが、やはり人の多さ故に起きてしまう事情も理解できる、ということを言っていました。

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サーファー同士はかなり気遣いをしています。

とは言っても、前乗りがダメだということは、湘南でサーフィンをしているサーファー全員が自覚していると思います。

ただそれでも上述した通り、前乗りを律義に守りすぎると一生波に乗れませんので、最大限の気を配りながら、というそんな空気感です。

「人と接触する前に自分が下りる!」という覚悟で、それぞれがこの混雑した海の上でも気持ちよくサーフィンができるように、マナーに配慮してサーフィンをやっています。

もし接触しそうになったら、きちんと「すみません」「ごめんなさい」という事も湘南のサーファーは言ってくださいます。

湘南の海は、サーファーの多さも日本一ですが、気遣いができるサーファーの数も日本一だと思います。

もちろん、怖い人もいますけどね。(笑)

コメント

  1. […] 湘南のサーフィン事情「前乗りが多い」問題についてどう思う?日本一混雑するサーフスポットとして有名な湘南。 サーフィン発祥の地と言われるこの海は、首都圏の多くのサーファー […]

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