
こんにちは!
湘南でサーフィン・ブログで生きている「ゆき」と申します。
サーフィン前日、もしくは当日、海に到着する前におおよそどこのポイントが波が良いか、目星をつけてから移動したいですよね。
特に湘南の道路は混雑しますし、各所ごとに波を見てから移動する、なんてことをしていたら、結構の時間を消費してしまいます。
そこで今日は、湘南でサーフィンをするなら絶対に知っておきたい波情報アプリを紹介します。
結論:湘南なら「BCM」が1番良い
「BCM」は神奈川県茅ケ崎市に本社を構える株式会社ライズシステムが提供する波情報アプリ。

1990年から続く老舗企業で、今やサーフィン×テクノロジーのパイオニア的存在です。
サーフィンのアプリだけでなく、マガジンや書籍、その他アウトドア系のサービスも提供しております。
なぜ「湘南なら?」
何度も記事内で「湘南なら」と繰り返していますが、お気づきになりましたでしょうか。
そうなんです。湘南以外で考えるなら、やはり移動して自分の目で波を見て、ポイントを決めることもあるでしょう。
しかし、湘南でサーフィンするなら、絶対にこのアプリを頼った方が良いと僕は思います。
①湘南は更新の頻度が高い
私はメインは湘南で、たまに千葉でサーフィンをしますが、更新される頻度が、他の地域と比べて湘南は全然違うのです。
特に湘南の中でもメジャーなポイント「鵠沼」「パーク」「辻堂」などはかなりの頻度で情報が更新されます。
また、サーフィンの大会がやっているポイントがあると「規制あり」という形で教えてくれます。
千葉のメジャーポイントでも2~3時間に1回くらいしか更新されません。
波は1時間もすると、だいぶ姿を変えていくので、その時その時のタイムリーな情報が大事です。
後で紹介するカメラ映像は1時間ごとに映像が保存され、運が良ければ海に到着する数分前の映像が保存されているケースも全然あり得ます。
②無料で利用出来る
結構、波情報アプリというのは有料で提供されていることが多いです。
しかし、BCMの場合「広告プラン」を選べば、有料会員と同じ機能を無料で利用することができるのです。
(その代わりに広告が結構な数表示されますが、まぁ無料ですから、全然許容範囲でしょう。)
③ポイント移動の手間がなくなる
湘南は上述した通り、道路が混雑する影響で、ポイント移動が結構大変です。
特に午前10時以降の鵠沼周辺の道路は大変混雑します。
- まずは鵠沼の波を見て
- 次は鎌高前・七里ガ浜周辺をチェック
- やはりどちらも良くないからパークまで移動
なんてやってたら、混雑度合い、運が悪ければ2時間とかかかります。それはさすがに愚かです。
以上の理由から、波情報が直ぐに更新されるBCMのアプリを上手に使って、ポイントを選んだ方が良いのです。
BCMアプリの見方・使い方
ユーザーインターフェースがわかりやすく作られているので、そんなに迷うことはないかもしれませんが、初めてアプリを使う方のために簡単に紹介します。
①地域を選択する

広い地図から、狭い地図に段々と変わっていきます。大体千葉に比べると点数は千葉の方が上ですが、たまに湘南が千葉の波質を抜くときがあるんですよね。
②ポイントを選択する
地域を選択したら次はポイントを選択します。
下記画像で赤枠の箇所を「スコア順」にしておくことをおすすめします。

ここをスコア順にしておくことで、湘南エリアでいまどこの波が一番良いのかを知ることができます。
波が良い場所は大混雑するので、初心者の方は一番上よりも少しだけポイントが下がったところを選ぶのが良いと思います。
大抵の確率で、鵠沼が最上位付近に来ますが、経験上、鵠沼が下の方にいるときは結構波がいい日です。
ライブカメラ・時間カメラの映像が豊富
いくらいい波だということが文字で記載されていても、実際の海を見ないと感覚が掴めませんよね。
そんなとき、このBCMアプリは波をスマートフォンから「映像」で見ることができるのが素晴らしいです。これによって
- 波のサイズはあるか
- 割れやすい波なのかどうか
- どれくらい混雑しているか
- フェイスが荒れていないか
を瞬時に把握することができます。しかも湘南の場合は殆どの場所で映像を確認できます。
これが千葉や宮崎で有名な「日向・お倉ヶ浜」などもライブ映像がありませんが、湘南だけは殆どの場所で映像を見ることができます。
なので海に到着する数十分前に映像を確認すれば、わざわざ道中でポイントを求めて移動する必要がなくなり、的を絞りやすくなりますよね。
先1週間までの波予報も教えてくれる
サーフィンって、海の近くに住んでいる人以外は、「今週の土曜日はサーフィンしにいこう」と計画していきますよね。そんな時

明日の波はどうなんだろう?
と知りたくなりますよね。何なら都内のサーファーさんは「湘南にするか西湘にするか」「湘南にするか千葉にするか」と前日の時点でおおよその方向性は決めておきたいですよね。
そんな時にもこの波情報アプリは便利で、先1週間の予報を見ることができるのです。

なので、計画を立てるのにも便利ですよね。
点数の見方
サーフィンの波情報サイトを見ていると、

△40
▽30
といった数字を目にすることありますよね。
正直この数字、僕も初心者の頃は何が何だがさっぱり意味がわかりませんでした。
この際ですので、記号と数字の見方をそれぞれ解説してしまいましょう。
記号(×▽△〇)の見方
×はクローズ。波が小さすぎてサーフィンできないか、波がデカすぎ・ジャンクで命の危険があるためにサーフィンが出来ないか、を指しています。
▽はなんとかサーフィンできるが、不満足な状態を指します。湘南は大体これです。湘南に限らず、低気圧や大きな風の動きが無い限りは関東周辺は大体▽が殆どだと思います。
△はそこそこサーフィンを楽しめるコンディションを指します。僕はこの記号だったら嫁を説得して確実に海にいきます。湘南で上向きの△が現れたら、もうその日は結構良い日ですね。海では暫く忘れられないクオリティの波が待っています。
〇はかなり楽しめるコンディションを指しています。ですが、僕はサーフィン歴3年で、東京で普段はサラリーマンやってて、電車の移動中や休憩時間など、SNSを見るような感覚で波情報を見ていますが、〇の日は見たことないです。台風が来る日でも〇になる可能性はめったにないので、日本国内では、ほぼ見ることのない記号だと思っておきましょう。
◎というのがどうやらあるらしいです。生涯に数回あるかないかのエクセレントWave。だそうです。たぶん、お目にかかることはほぼないでしょうね。これから先もないでしょう。笑
数字(点数)の見方
15点以下は、ほぼサーフィン出来ないと思った方がいいですね。波が割れないどころか、ウネリすらないです。パドリングの練習をするくらいの海の状態です。
20点になってようやくサーフィンがギリギリ出来る海になります。初心者の方がデビューするには一番ちょうどいい波になるでしょう。湘南は気候に動きが無い限り大体20点Waveです。ちなみに僕は20点だったら海にいきません。筋トレの日にします。
25点になれば、鵠沼には人が増えてきます。決して十分に楽しめる波ではないですが、テイクオフの練習くらいにはなります。たまにやってくる良いセットに乗れればラッキーって感じで。僕の感覚としては「時間に余裕があればいこうかな」くらいです。
30点になると、ようやくサーフィンらしくなってきます。波から滑り落ちていく感覚を味わえるのは30点からだと思います。湘南では30点Waveすら結構珍しいので、僕は30点を超えると、用事が無い限りは確実に海に行きます。
35点までくると、結構楽しめます。初心者にとってはやや怖い波になってくるので、初心者はいなくなるか、インサイドに集中するため、アウトトには中~上級者層が多くなります。僕は35点なら用事があっても、なんとか妻を説得して海にいきます。
40点まで届けば、湘南では大分珍しい大きな波でかなり楽しめます。「キタキタキター!!」と海に入る前からテンションが上がってくるのが40点Waveです。その日の夜眠るときに体が覚えているほどに良い波です。もう40点になれば、僕は用事を断ってでも海にいきます。
50点の波は湘南ではかなりのビッグイベントです。千葉や静岡のプロがわざわざ湘南に集まってくるくらいの大変素晴らしい波が完成します。そしてこのサイズになると、初心者は完全に海からいなくなります。なので海の人口も減って、テイクオフが被る確率も大分減ってきます。もう50点までいけば、僕は仕事を急遽休んででも海にいきます。笑
60点までいくのは本当に珍しい。湘南では年に1回~2回あるかないかの超レアdayです。なので僕は波情報が60点になっている日はみたことありますが、海に入ったことがありません。もしかしたら僕のレベルではアウトまでたどり着けないかもしれません。なので運よくこの日にご来光出来たとしても、無念な結果に終わるかもしれないですね。笑
60点以上はもうご察しの通り、日本国内では殆どありません。全国を通して年に1回~2回あるかどうか。少なくとも波情報サイトで60点以上の波は見たことがないです私は。
まとめ
以上がBCM波情報アプリを使うと、湘南ではすごく便利な理由です。
是非、皆さんもBCMアプリを利用して、楽しいサーフィンライフを送って頂けると幸いです。
ではまた次回の記事でお会いしましょう!
コメント